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Climate Justice / FoE Japan’s symposium on the responsible aid to developing countries against global warming

国際環境NGOのFoEジャパンが3月11日(水)に「途上国における温暖化対策~責任ある支援とは?」と題したシンポジウムを行います。

FoEジャパンは、おそらく日本で唯一「クライメート・ジャスティス」を前面に出して取り組んでいる団体です。今回のシンポジウムでも、海外からのゲストを招いて、このクライメート・ジャスティスに関連する報告と議論が予定されています。また、オンダンカクサ(温暖化+格差)に関してのウェブサイトを作って情報発信に努めています。

ところでこの「クライメート・ジャスティス」という言葉は聞いたことありますか? ほとんどの人は初めて聞く言葉ではないでしょうか。

ひと言で言えば、公平な温暖化対策によって、途上国の暮らしぶりを向上させながらも、温暖化ガス排出量の劇的な削減を目指す取り組みと言えるでしょう。そこには、温暖化の原因を作ってきた先進国がその責任を認め、自国での地球温暖化ガス排出量削減の取り組みを真剣に行いながら、途上国の人々が受ける温暖化による打撃を軽減するために支援をしていくことも含まれます。先進国と途上国の両方で、低炭素社会を作るための公平な取り組みを真摯に進めていくことです。

途上国にしてみれば、貧困から抜け出して生活を豊かにするためには排出量の増加は避けられないと考えています。一方先進国は、自分たちの排出量とその原因となるライフスタイルを棚に上げ、途上国、特に中国やインドなどの新興国の排出量を抑え込みたいと考えています(カーボンオフセットもこの一種ですね)。現在世界最大の温室効果ガス排出国は、2007年に米国を抜いてその座についた中国ですが、人口1人あたりで見れば、中国の排出量は米国の約4分の1です。また、世界の工場である中国の排出量は、その23%が豊かな国々向け輸出品の生産によって生じているものなのです。こう考えてみると、誰が中国の排出量を増やしていることになるのでしょうか?

今回のNI418号&NI日本版106号では、まだまだ日本ではなじみの薄いこのクライメート・ジャスティスを特集しました。これまでの日本語訳では、クライメート・ジャスティスは「気候の公平性」と訳されていることが多かったのですが、今回NI日本版では、公平な温暖化対策というサブタイトルでその意味を表しました。

クライメート・ジャスティスは、とても困難な政治的決断をともなうものですが、先進国と途上国がごたごたして真に有効な方策がとられない間にも事態はどんどんと深刻になっています。温暖化は待ってくれません。文字通り待ったなしという感があります。

FoE Japan, working for environmental problems, will hold a symposium on the responsible aid to developing countries against global warming.

Probably, FoE Japan is only an NGO, which appeals by using the word "climate justice". FoE Japan invites guests from overseas and plans for speech and discussion in the symposium. FoE Japan has an interesting website to show Ondankakusa (ondanka=warming, kakusa=disparity).

The January/February issue of NI & NI Japan covered climate justice. I am not sure you have heard this word before. In case you have not, check our website.

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